風になびく 富士の煙の空にきえて 行くゑも知らぬわが思いかな 西行法師

長光寺のある函南は、熱海・伊豆・箱根の中心にあります。「函南」という地名は箱(函)根連山の南側という意味合いから誕生したといわれます。
函南町は静岡県の東部に位置し、街の南部には伊豆長岡及び韮山が隣接し、北西部には三島市、沼津市が、また東部は熱海市および湯河原町、箱根町に接しています。 町域の大部分は、原生林を有する緑濃い傾斜面ですが、平坦地域は古来狩野川によって運ばれた土がたまってつくられた平地が広がり、肥沃な洪積層平地では古くから農業が営まれてきました。
函南町は伊豆半島の入口にあたり、霊峰富士を眺望できる十国峠を有し、また樹齢七百年の巨大ブナをはじめ、アカガシやヒメシャラなどが群生する「函南原生林」「畑毛温泉」「丹那盆地の酪農」等で親しまれています。
長光寺の裏山は箱根連山が伊豆半島に広がり伊豆スカイラインが通じ、中腹に熱函道路が走り熱海市と三島市との間には丹那トンネルが地下160mを貫いています。緑豊かな自然の中に、まどろむ山寺の風景があります。